ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」のマイベスト
はい。論文を執筆しているのですが、遅々として作業が進まず、しばらくすると飽きてきてしまいます。そんなときは趣味を語るのが1番の時間の使い方だと思います。僕がこれまで聴いたクラシックCDをランキングにしてマイベストを発表しまーす。
最初はベートーヴェンの「英雄」をピックアップします。なんでかというと、一番多くの種類のCDを聴いているからです。
しかしながら、学生という身分上、こう金のかかる分野に過大投資できないのです。中古の購入は敬遠しておりますので、ほとんどはTSUTAYAで借りてきたものです。TSUTAYAにないものは当然ほとんど聴いていおりませんので悪しからず。。。
第1位はコレ!
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ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 アーティスト:フルトヴェングラー(ウィルヘルム) |
【ずっしりと重々しいダイナミックな演奏を好む人にオススメ!】 フルトヴェングラーの52年スタジオ録音です。重低音がやたら強調され、第2楽章も彫りの深い演奏を聴かせてくれます。重々しさは抜群です。フルヴェンらしさがよく出てます。評論家らの評価も相変わらず高いみたいですね。個人的にはライブ録音の方も聴いてみたいんですが、聴く機会がなくて残念です・・・。
第2位は・・・
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ベートーヴェン:交響曲第3番 アーティスト:コロンビア交響楽団 |
【英雄に内包された爽快感を味わいたい人にオススメ!】 はい。ワルターの登場です。巨匠びいきってわけでもないんですが。評論家がこのワルター盤を褒めてるのは見たことないですが、個人的には気に入ってます。フルヴェンとはまったく違った味わい。なんと爽やかな空気をまとった演奏かと思いました。第1楽章の最初の2音からワルター節炸裂って感じです。めっちゃ歌ってます。コロンビア響でここまでやるんだからワルターはやっぱ凄い。
第3位は・・・
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ベートーヴェン:交響曲第1番/第3番「英雄」 アーティスト:シュミット=イッセルシュテット(ハンス) |
【華やかな流麗感を楽しみたい人にオススメ!】 最近借りたS=イッセルシュテットの英雄がとてもよく思えたので第3位です。バーンスタインも悪くないのですが、ウィーン・フィルの流麗さが出てるのはこっちです。このCDはTSUTAYAの標準装備アイテムなので、どこのTSUTAYAでもきっとあると思います。
惜しくもランク外になってしまったのは・・・
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ベートーヴェン:交響曲第3番 アーティスト:バーンスタイン(レナード) |
6枚組のベートーヴェン全集に入っていました。このCDは評論家連中がフルトヴェングラーの次に挙げることが多いものです。確かに、いい演奏。かといってフルヴェンのような演奏とは別種。バーンスタインだし。フルヴェンの演奏に見られる恐ろしいまでの凄みを濾過したらきっとこんな感じ。オケもウィーン・フィルだし、文句をつけるところは見当たらない。かといって絶賛するべきところも見当たらない。そんな演奏。でも、勘違いしないでほしいけど、すばらしい演奏。
TSUTAYAで他に借りたのはカラヤンの60年代のベルリン・フィルとの録音でした。。こちらも悪くないですよ。
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ベートーヴェン:作品集(1) アーティスト:オムニバス(クラシック) |
TSUTAYAにはありませんが、他に聴いてみて面白かったのは・・・
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ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番 アーティスト:ヤルヴィ(パーヴォ) |
かなりのアップテンポで最後まで息もつかせないという感じで。この後残っていくかは疑問ですが、面白かったのは事実。
東京MXテレビで放送されてた80年代のカラヤンのコンサートの英雄も凄まじかったです。緻密で雄大。なんとゴージャスな英雄。このCDも販売されてるみたいなので、いつか手に入れたいと思います。
では今日はこんなところで。
↓ベートーヴェンはどのCDがいいのか迷ったらコレ
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21世紀の名曲名盤 (1) (Ontomo mook) 著者:レコード芸術 |
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