2007年12月21日 (金曜日)

十二人の怒れる男

十二人の怒れる男 DVD 十二人の怒れる男

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/11/24
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 十二人の怒れる男をレンタルして見ました。ほとんど1つの部屋で繰り広げられる社会派映画でした。見るからに低予算という点ではB級映画なのかもしれませんが、これは名作といって間違いないと思います。当たり前のことですけど、映画って制作費だけじゃ測れないんですよ。ホントに。それをこの作品は証明しています。 この映画を分類すると法廷サスペンス劇になるみたいですが、こんなサスペンスもアリなんだと思わされますね。別にアクションがあったり、血が流れたり、回想シーンがあったりするわけではないんですよ。それでも、なんというか、そんなものなくてもこの作品が十分に高い完成度を誇っているわけです。

 この映画からは、陪審員制の良い点を見出すことも出来ますし、逆に陪審員制の恐ろしさというものもひしひしと感じます。無実の被告人の立場で、もし良い裁判員に当たらなければ・・・と思うとゾッとします。

 裁判員制度がじきにスタートする日本ですが、こうした映画を見ておくことも大事かもしれません。ハラハラもしましたが、色々と考えさせれる作品でした。

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2007年10月10日 (水曜日)

バイシクルレースムービー

茄子 アンダルシアの夏 DVD 茄子 アンダルシアの夏

販売元:バップ
発売日:2007/10/24
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 いやー良かったですよ。大泉洋の声優主演作品。自転車のロードレースをここまで迫力ある映像で表現するとは。画面に引きこまれます。50分弱の比較的短い作品ですが、お勧めです。

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2007年6月 4日 (月曜日)

CDやらDVDも借りていたのだ

なんと、先週CDとDVDも借りていたのです・・・。

ナバロンの要塞C.E. DVD ナバロンの要塞C.E.

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/07/25
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 ↑無冠の名作・"THE GUNS OF NAVARONE "。直訳すれば「ナバロンの大砲」と言ったところだが、「要塞」は大正解。グレゴリー・ペックが若い。

Brainwashed Music Brainwashed

アーティスト:ジョージ・ハリスン
販売元:東芝EMI
発売日:2002/11/18
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 ↑ジョージの遺作。ジョージの最後の魂の叫びを聴ける。

ライヴ・イン・ジャパン / ジョージ・ハリスン with エリック・クラプトン and ヒズ・バンド Music ライヴ・イン・ジャパン / ジョージ・ハリスン with エリック・クラプトン and ヒズ・バンド

アーティスト:ジョージ・ハリスン
販売元:東芝EMI
発売日:2004/03/03
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 ↑感動的ライブアルバム。ジョージの傑作のオンパレード。イントロで観客が何の曲か分かってどよめく度に、聴くこちら側にもその感動が伝染してしまう。ただ"ALL THINGS MUST PASS"がないのが唯一残念。

モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集 Music モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集

アーティスト:ラビノビチ(アレクサンドル) アルゲリッチ(マルタ)
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2004/01/21
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 ↑「のだめカンタービレ」でこの曲をやっていたのを思い出して借りてみた。若い頃が美人であるだけに、アルゲリッチがどんどんと老けていくのを見るのは残念だ。NHKで直近のアルゲリッチの演奏を見たが、演奏の良し悪しよりも、老けた外見に意識がいってしまう(注:演奏は当然素晴らしかった)。人間誰しも時間には勝てないんだなあ。

バッハ:管弦楽組曲 Music バッハ:管弦楽組曲

アーティスト:ニコレ(オーレル)
販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:1997/04/09
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 ↑「アリア」が聴きたいがためだけに借りてみた。帰宅後確かめてみたら、かなりの名盤だった。ラッキー。

Music ベートーヴェン : 交響曲第2番ニ長調

アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:1996/12/02
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↑これでベートーヴェンの交響曲は全部手元に揃ったことになる。カラヤンにこだわりがあるというわけではなく、レンタルショップに2番がこれしかなかっただけのことである。まあ、カラヤンだからハズレなわけがないという安心感があるから借りたわけだが。

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2007年4月11日 (水曜日)

あなただけ今晩は

あなただけ今晩は DVD あなただけ今晩は

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/02/02
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 ビリー・ワイルダー監督作品が見たくなったので、この作品をレンタル。

 予想以上に素晴らしい映画だった。「アパートの鍵貸します」や「お熱いのがお好き」を過去に見たことがあったので、ビリー・ワイルダーのロマンティック・コメディがもの凄いことはわかっていたが、この作品も例外ではなかった。

 ジャック・レモンの軽妙な演技も特筆すべきだが、若き日のシャーリー・マクレーンの美しさといおうか愛らしさといおうか、彼女の魅力が何ともいえない。娼婦の役とも相まって小悪魔的でもある。

 ラストまで息をつかせない展開。コメディなのでどんなことが起ころうと気にしてはいけない。皆さんもお楽しみあれ。

 同じキャストの「アパートの鍵貸します」も再び見たくなってきました・・・。 

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↓ビリー・ワイルダー関連↓

↓ジャック・レモン関連↓

↓シャーリー・マクレーン関連↓

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2007年3月 2日 (金曜日)

野村の笑点、大和のエビちゃん

 株券を持っていない僕には全くもって関係のない話なのだが(いずれ株を持ちたいのだが)、株券が電子化されるらしい。

 これに伴って最近よく目にするCMは、野村證券の桂歌丸・林家木久蔵・三遊亭楽太郎の笑点でお馴染みの3師匠が出るものと、大和証券のエビちゃんをネタに阿部サダヲやバナナマンら(あと一人の名前を失念した)がコミカルな掛け合いをするものの2つだ。

 初めに見たときからずっと感じているのだが、両社のマーケティングの対象が結構違っていてその違いが見ていて面白い。

 野村の方は、やはり大和よりもターゲットの年齢が高く、メッセージの中身も「株券電子化」の周知とその際の野村の利用の宣伝しているだけで傍目かなりスッキリといているが、大和はバリエーションが複数あり、サービス内容の説明はほぼ皆無。「ライフハーモニー」って一体何? エビちゃん起用による注目度先行で勝負をかける腹積もりらしい。ターゲット層も若者から中年層までを主といている様子。あのCMでは高齢者はよくわからないだろう。

 何となく、この好対照なCMから両社の戦略が透けて見えるところが、僕の心をくすぐったという訳だ。

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2007年1月 9日 (火曜日)

「NEWS ZERO」でやっていた盗聴に関する報道

 昨日、日本テレビの「NEWS ZERO」で、役所に盗聴器が仕掛けられているという報道がされていました。非常にショッキングでした。日本には盗聴を根本的に取り締まる法律もなく、盗聴器自体もあまり苦労せず購入することができます。こういった環境が、我々の国を盗聴天国にしてしまっています。役所や企業、果ては個人宅で行われる、重要な、あるいは誰かのプライバシーに関する会話が外部に垂れ流されているとしたら、これほど恐ろしいものはありません。早急に法改正をして、悪意のある盗聴に関してはこれを取り締まる法律を制定するべきですし、セキュリティーチェックも頻繁に行うべきですし、一般家庭でもそれが可能になるような土壌作りが必要です。僕は「NEWS ZERO」の番組制作方針にいささか懐疑の念を持っていますが、たまにはいい報道もするじゃないかと少し見直しました。

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2007年1月 3日 (水曜日)

チュートリアルがM-1優勝してたなぁ

 そういえば、今やかなり前の話題になってしまいましたが、チュートリアルがM-1グランプリ優勝していましたねぇ。創成期から全盛期のオンエアバトルのマニアだった僕としては、出場してくるコンビのほとんどは結構昔から知っているのですが。チュートリアルは関西では結構知名度あると思いますが、地方ではまだまだといったところでした。今回の優勝で名が売れて、審査員のナンチャンが番組のエンディングで言っていったように「爆発する」のだろうなあと思っている今日この頃です。

 今回のネタも独特の切り口で面白かったです。1本目と2本目の方向性が一緒だったので、チョイとガッカリしましたが、それ以上の面白さがあったので大満足でした。

 オンエアバトルのチャンピオン大会で、おはぎ屋を題材にしたコントで「オハギング」なる意味不明な勧誘をかましていた時分を思い出しては、成長した2人の姿を見られて嬉しかった僕なのでした。

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2006年12月31日 (日曜日)

紅白歌合戦どうにかならんの?

 今年もいよいよ大晦日になってしまいました。

 大晦日は親戚が集まって年越しそばを食べるのが我が家の慣わしになっています。その時にテレビのチャンネルは紅白歌合戦に合わせてあるのですが、別に紅白が見たいからというわけではなく、家族親戚一同が一致して見たいと思う番組が特にないため、とりあえず共通項をとっているだけだからです。

 毎年毎年思うのですが、紅白歌合戦もっとどうにかならないのでしょうか。本当にあの番組に登場する歌手達は日本人が見たいと思っている人達なのでしょうか。

 というわけで、改革案を考えてみました。こんな紅白も見てみたいなという物を。

 紅白歌「合戦」という番組名の割には、この番組には対決しているという雰囲気はゼロです。なにかのレクリエーションかなにかのようです。そこで、もっとその名に恥じないような、弱肉強食・下克上の対決が実現すれば、もっとオモロクなるのではなかろうかと考えました。

 そこで、番組の最後にやってる訳のわからない勝敗付けをやめます。その代わり、判定は白組・紅組が1人ずつ歌い終わったターンごとに行います。双方向システムを使ってやれば即時的に結果がわかります。オンエアバトルよろしく、負けた出場者はその時点で来年の出場資格を失います。いわば、来年の出場権をかけた、歌手同士のガチンコバトル。年齢やキャリア度外視の必死なものとなれば、さらに盛り上がるでしょうし、結果をリアルタイムで見たいという視聴者も少なくないと思います。ジャンルが違う歌手同士の対決を多くすればさらに面白さ倍増。北島三郎 VS DJ OZMAみたいな(笑)。森進一VS森昌子もウケそうですね(可哀想ではありますが)。近年の大晦日の格闘技番組に対抗する意味でも、歌謡界の異種格闘技戦はイケるのではないでしょうか。見ていてハラハラすれば、もっと続きが見たいという心理が働く気がします。 でも、この紅白で穏やかに年が越せるかどうかといえば疑問ですが(笑)。

 こんな紅白歌合戦、いかがでしょう?

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2006年12月20日 (水曜日)

シャドー星人、お久しぶりです!

 東京MXテレビで23:30から放送されているウルトラセブンを毎週欠かさず見ているのだが、昨日はいよいよ第23話「明日を捜せ」(宇宙ゲリラ・シャドー星人、猛毒怪獣・ガブラ)の回だった。以前紹介したように、これは僕が幼い日に人生ではじめて見たウルトラセブンである。いつだったか、見すぎて録画したビデオテープがワカメになってしまい、それ以来15年間くらい見ていない。

 懐かしい。懐かし過ぎる。記憶の奥底で眠る映像が蘇ってくる。身体の深部から心地好い興奮が込み上げてくる。

 シャドー星人の気持ち悪いメタリック(ブロンズチックと言うべきか?)な顔が画面にショッキングに映る。若干動揺する僕。幼い頃このシーンは怖くてなかなか直視できなかったことを思い出す。

 シャドー星人のアジトに乗り込んでいくダンとアマギ。幼い頃と同じスリルが湧き上がってくる。

 いよいよセブンに変身するが、シャドー星人は得意の騙し討ちでセブンを翻弄する。そして、ガブラの首がセブンの肩をガブリ。「そいつの歯には毒があるぞ!」シャドー星人に捕らえられていた安井が叫ぶ。手に汗握る少年時代の僕。セブンは円盤を破壊し、何とか窮地を脱するも、グッタリと倒れてしまう・・・。

 何だろうこの感情は・・・。僕を強烈に惹きつけてやまないエネルギーがこの回には溢れている。17,8年前のあの日、僕はこのヒーローの虜になってしまった。

 幼き日の僕と、現在の僕を結び付けてくれたこの回に心から感謝する。

DVD ウルトラセブン Vol.6 DVD DVD ウルトラセブン Vol.6

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:1999/07/25
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(↑丁度ジャケットがシャドー星人)

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ワーキングプアⅡの再放送

 昨日の夜、NHKで「ワーキングプアⅡ」の再放送をやっていたので見てみた。

 とても暗い気持ちになってしまった。真面目に働いているのに報われていない人々の実態が克明に記録されていた。年金を受け取ることもできず、子供からの援助もほとんどなく、空き缶を拾って食いつないでいる老夫婦。父親が病気で仕事を失ったため、専門学校への進学を諦め、安い時給での長時間労働を余儀なくされている若い女性・・・。少子高齢化が進んでゆく我が国の未来はどのようなものになってゆくだろうか。

 何故に年老いたお年寄りに明日のご飯の心配をさせなければならないのだろう。核家族化が進み、日本の家族は一家としての連帯感を失ってしまった。社会福祉どうこうと言う前に、まずは子供が親を支えなければならないのではなかろうか。

 何故に若者が明日に希望を持てない日々を送らねばならないのだろうか。これからの社会を支えていかなければならない若者たちが、なかなか社会の主役になれないでいる。

 全ての人に最低限のハッピーを分け与えた上での競争社会が望ましいことは誰でも分かっている。それがなかなか実現しないのは、我々がこの問題を真面目に取り組んでいないからなのか、それとも英断を下す人物が現れていないからなのか、はたまた日本の実力ではそれが無理だからなのだろうか・・・。もしかしたら個人主義に走ってきた日本社会の変革が必要なのかもしれない。

 とにもかくにも、急速な少子高齢化という世界的にも類を見ない特殊な状況下にある日本は、実験的な政策を打ち出していく勇気と決断力とスピードが必要になっているのは確かだ。

 僕も何かの分野で日本の為に働くことができれば本望だ。

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