十二人の怒れる男
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十二人の怒れる男 販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
十二人の怒れる男をレンタルして見ました。ほとんど1つの部屋で繰り広げられる社会派映画でした。見るからに低予算という点ではB級映画なのかもしれませんが、これは名作といって間違いないと思います。当たり前のことですけど、映画って制作費だけじゃ測れないんですよ。ホントに。それをこの作品は証明しています。 この映画を分類すると法廷サスペンス劇になるみたいですが、こんなサスペンスもアリなんだと思わされますね。別にアクションがあったり、血が流れたり、回想シーンがあったりするわけではないんですよ。それでも、なんというか、そんなものなくてもこの作品が十分に高い完成度を誇っているわけです。
この映画からは、陪審員制の良い点を見出すことも出来ますし、逆に陪審員制の恐ろしさというものもひしひしと感じます。無実の被告人の立場で、もし良い裁判員に当たらなければ・・・と思うとゾッとします。
裁判員制度がじきにスタートする日本ですが、こうした映画を見ておくことも大事かもしれません。ハラハラもしましたが、色々と考えさせれる作品でした。
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