2007年12月21日 (金曜日)

十二人の怒れる男

十二人の怒れる男 DVD 十二人の怒れる男

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/11/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 十二人の怒れる男をレンタルして見ました。ほとんど1つの部屋で繰り広げられる社会派映画でした。見るからに低予算という点ではB級映画なのかもしれませんが、これは名作といって間違いないと思います。当たり前のことですけど、映画って制作費だけじゃ測れないんですよ。ホントに。それをこの作品は証明しています。 この映画を分類すると法廷サスペンス劇になるみたいですが、こんなサスペンスもアリなんだと思わされますね。別にアクションがあったり、血が流れたり、回想シーンがあったりするわけではないんですよ。それでも、なんというか、そんなものなくてもこの作品が十分に高い完成度を誇っているわけです。

 この映画からは、陪審員制の良い点を見出すことも出来ますし、逆に陪審員制の恐ろしさというものもひしひしと感じます。無実の被告人の立場で、もし良い裁判員に当たらなければ・・・と思うとゾッとします。

 裁判員制度がじきにスタートする日本ですが、こうした映画を見ておくことも大事かもしれません。ハラハラもしましたが、色々と考えさせれる作品でした。

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2007年10月10日 (水曜日)

バイシクルレースムービー

茄子 アンダルシアの夏 DVD 茄子 アンダルシアの夏

販売元:バップ
発売日:2007/10/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 いやー良かったですよ。大泉洋の声優主演作品。自転車のロードレースをここまで迫力ある映像で表現するとは。画面に引きこまれます。50分弱の比較的短い作品ですが、お勧めです。

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2007年6月 4日 (月曜日)

CDやらDVDも借りていたのだ

なんと、先週CDとDVDも借りていたのです・・・。

ナバロンの要塞C.E. DVD ナバロンの要塞C.E.

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/07/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ↑無冠の名作・"THE GUNS OF NAVARONE "。直訳すれば「ナバロンの大砲」と言ったところだが、「要塞」は大正解。グレゴリー・ペックが若い。

Brainwashed Music Brainwashed

アーティスト:ジョージ・ハリスン
販売元:東芝EMI
発売日:2002/11/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ↑ジョージの遺作。ジョージの最後の魂の叫びを聴ける。

ライヴ・イン・ジャパン / ジョージ・ハリスン with エリック・クラプトン and ヒズ・バンド Music ライヴ・イン・ジャパン / ジョージ・ハリスン with エリック・クラプトン and ヒズ・バンド

アーティスト:ジョージ・ハリスン
販売元:東芝EMI
発売日:2004/03/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ↑感動的ライブアルバム。ジョージの傑作のオンパレード。イントロで観客が何の曲か分かってどよめく度に、聴くこちら側にもその感動が伝染してしまう。ただ"ALL THINGS MUST PASS"がないのが唯一残念。

モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集 Music モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集

アーティスト:ラビノビチ(アレクサンドル) アルゲリッチ(マルタ)
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2004/01/21
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 ↑「のだめカンタービレ」でこの曲をやっていたのを思い出して借りてみた。若い頃が美人であるだけに、アルゲリッチがどんどんと老けていくのを見るのは残念だ。NHKで直近のアルゲリッチの演奏を見たが、演奏の良し悪しよりも、老けた外見に意識がいってしまう(注:演奏は当然素晴らしかった)。人間誰しも時間には勝てないんだなあ。

バッハ:管弦楽組曲 Music バッハ:管弦楽組曲

アーティスト:ニコレ(オーレル)
販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:1997/04/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ↑「アリア」が聴きたいがためだけに借りてみた。帰宅後確かめてみたら、かなりの名盤だった。ラッキー。

Music ベートーヴェン : 交響曲第2番ニ長調

アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:1996/12/02
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↑これでベートーヴェンの交響曲は全部手元に揃ったことになる。カラヤンにこだわりがあるというわけではなく、レンタルショップに2番がこれしかなかっただけのことである。まあ、カラヤンだからハズレなわけがないという安心感があるから借りたわけだが。

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2007年4月11日 (水曜日)

あなただけ今晩は

あなただけ今晩は DVD あなただけ今晩は

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/02/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ビリー・ワイルダー監督作品が見たくなったので、この作品をレンタル。

 予想以上に素晴らしい映画だった。「アパートの鍵貸します」や「お熱いのがお好き」を過去に見たことがあったので、ビリー・ワイルダーのロマンティック・コメディがもの凄いことはわかっていたが、この作品も例外ではなかった。

 ジャック・レモンの軽妙な演技も特筆すべきだが、若き日のシャーリー・マクレーンの美しさといおうか愛らしさといおうか、彼女の魅力が何ともいえない。娼婦の役とも相まって小悪魔的でもある。

 ラストまで息をつかせない展開。コメディなのでどんなことが起ころうと気にしてはいけない。皆さんもお楽しみあれ。

 同じキャストの「アパートの鍵貸します」も再び見たくなってきました・・・。 

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↓ビリー・ワイルダー関連↓

↓ジャック・レモン関連↓

↓シャーリー・マクレーン関連↓

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2007年3月 2日 (金曜日)

野村の笑点、大和のエビちゃん

 株券を持っていない僕には全くもって関係のない話なのだが(いずれ株を持ちたいのだが)、株券が電子化されるらしい。

 これに伴って最近よく目にするCMは、野村證券の桂歌丸・林家木久蔵・三遊亭楽太郎の笑点でお馴染みの3師匠が出るものと、大和証券のエビちゃんをネタに阿部サダヲやバナナマンら(あと一人の名前を失念した)がコミカルな掛け合いをするものの2つだ。

 初めに見たときからずっと感じているのだが、両社のマーケティングの対象が結構違っていてその違いが見ていて面白い。

 野村の方は、やはり大和よりもターゲットの年齢が高く、メッセージの中身も「株券電子化」の周知とその際の野村の利用の宣伝しているだけで傍目かなりスッキリといているが、大和はバリエーションが複数あり、サービス内容の説明はほぼ皆無。「ライフハーモニー」って一体何? エビちゃん起用による注目度先行で勝負をかける腹積もりらしい。ターゲット層も若者から中年層までを主といている様子。あのCMでは高齢者はよくわからないだろう。

 何となく、この好対照なCMから両社の戦略が透けて見えるところが、僕の心をくすぐったという訳だ。

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2007年1月 9日 (火曜日)

「NEWS ZERO」でやっていた盗聴に関する報道

 昨日、日本テレビの「NEWS ZERO」で、役所に盗聴器が仕掛けられているという報道がされていました。非常にショッキングでした。日本には盗聴を根本的に取り締まる法律もなく、盗聴器自体もあまり苦労せず購入することができます。こういった環境が、我々の国を盗聴天国にしてしまっています。役所や企業、果ては個人宅で行われる、重要な、あるいは誰かのプライバシーに関する会話が外部に垂れ流されているとしたら、これほど恐ろしいものはありません。早急に法改正をして、悪意のある盗聴に関してはこれを取り締まる法律を制定するべきですし、セキュリティーチェックも頻繁に行うべきですし、一般家庭でもそれが可能になるような土壌作りが必要です。僕は「NEWS ZERO」の番組制作方針にいささか懐疑の念を持っていますが、たまにはいい報道もするじゃないかと少し見直しました。

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2007年1月 3日 (水曜日)

チュートリアルがM-1優勝してたなぁ

 そういえば、今やかなり前の話題になってしまいましたが、チュートリアルがM-1グランプリ優勝していましたねぇ。創成期から全盛期のオンエアバトルのマニアだった僕としては、出場してくるコンビのほとんどは結構昔から知っているのですが。チュートリアルは関西では結構知名度あると思いますが、地方ではまだまだといったところでした。今回の優勝で名が売れて、審査員のナンチャンが番組のエンディングで言っていったように「爆発する」のだろうなあと思っている今日この頃です。

 今回のネタも独特の切り口で面白かったです。1本目と2本目の方向性が一緒だったので、チョイとガッカリしましたが、それ以上の面白さがあったので大満足でした。

 オンエアバトルのチャンピオン大会で、おはぎ屋を題材にしたコントで「オハギング」なる意味不明な勧誘をかましていた時分を思い出しては、成長した2人の姿を見られて嬉しかった僕なのでした。

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2006年12月31日 (日曜日)

紅白歌合戦どうにかならんの?

 今年もいよいよ大晦日になってしまいました。

 大晦日は親戚が集まって年越しそばを食べるのが我が家の慣わしになっています。その時にテレビのチャンネルは紅白歌合戦に合わせてあるのですが、別に紅白が見たいからというわけではなく、家族親戚一同が一致して見たいと思う番組が特にないため、とりあえず共通項をとっているだけだからです。

 毎年毎年思うのですが、紅白歌合戦もっとどうにかならないのでしょうか。本当にあの番組に登場する歌手達は日本人が見たいと思っている人達なのでしょうか。

 というわけで、改革案を考えてみました。こんな紅白も見てみたいなという物を。

 紅白歌「合戦」という番組名の割には、この番組には対決しているという雰囲気はゼロです。なにかのレクリエーションかなにかのようです。そこで、もっとその名に恥じないような、弱肉強食・下克上の対決が実現すれば、もっとオモロクなるのではなかろうかと考えました。

 そこで、番組の最後にやってる訳のわからない勝敗付けをやめます。その代わり、判定は白組・紅組が1人ずつ歌い終わったターンごとに行います。双方向システムを使ってやれば即時的に結果がわかります。オンエアバトルよろしく、負けた出場者はその時点で来年の出場資格を失います。いわば、来年の出場権をかけた、歌手同士のガチンコバトル。年齢やキャリア度外視の必死なものとなれば、さらに盛り上がるでしょうし、結果をリアルタイムで見たいという視聴者も少なくないと思います。ジャンルが違う歌手同士の対決を多くすればさらに面白さ倍増。北島三郎 VS DJ OZMAみたいな(笑)。森進一VS森昌子もウケそうですね(可哀想ではありますが)。近年の大晦日の格闘技番組に対抗する意味でも、歌謡界の異種格闘技戦はイケるのではないでしょうか。見ていてハラハラすれば、もっと続きが見たいという心理が働く気がします。 でも、この紅白で穏やかに年が越せるかどうかといえば疑問ですが(笑)。

 こんな紅白歌合戦、いかがでしょう?

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2006年12月20日 (水曜日)

シャドー星人、お久しぶりです!

 東京MXテレビで23:30から放送されているウルトラセブンを毎週欠かさず見ているのだが、昨日はいよいよ第23話「明日を捜せ」(宇宙ゲリラ・シャドー星人、猛毒怪獣・ガブラ)の回だった。以前紹介したように、これは僕が幼い日に人生ではじめて見たウルトラセブンである。いつだったか、見すぎて録画したビデオテープがワカメになってしまい、それ以来15年間くらい見ていない。

 懐かしい。懐かし過ぎる。記憶の奥底で眠る映像が蘇ってくる。身体の深部から心地好い興奮が込み上げてくる。

 シャドー星人の気持ち悪いメタリック(ブロンズチックと言うべきか?)な顔が画面にショッキングに映る。若干動揺する僕。幼い頃このシーンは怖くてなかなか直視できなかったことを思い出す。

 シャドー星人のアジトに乗り込んでいくダンとアマギ。幼い頃と同じスリルが湧き上がってくる。

 いよいよセブンに変身するが、シャドー星人は得意の騙し討ちでセブンを翻弄する。そして、ガブラの首がセブンの肩をガブリ。「そいつの歯には毒があるぞ!」シャドー星人に捕らえられていた安井が叫ぶ。手に汗握る少年時代の僕。セブンは円盤を破壊し、何とか窮地を脱するも、グッタリと倒れてしまう・・・。

 何だろうこの感情は・・・。僕を強烈に惹きつけてやまないエネルギーがこの回には溢れている。17,8年前のあの日、僕はこのヒーローの虜になってしまった。

 幼き日の僕と、現在の僕を結び付けてくれたこの回に心から感謝する。

DVD ウルトラセブン Vol.6 DVD DVD ウルトラセブン Vol.6

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:1999/07/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(↑丁度ジャケットがシャドー星人)

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ワーキングプアⅡの再放送

 昨日の夜、NHKで「ワーキングプアⅡ」の再放送をやっていたので見てみた。

 とても暗い気持ちになってしまった。真面目に働いているのに報われていない人々の実態が克明に記録されていた。年金を受け取ることもできず、子供からの援助もほとんどなく、空き缶を拾って食いつないでいる老夫婦。父親が病気で仕事を失ったため、専門学校への進学を諦め、安い時給での長時間労働を余儀なくされている若い女性・・・。少子高齢化が進んでゆく我が国の未来はどのようなものになってゆくだろうか。

 何故に年老いたお年寄りに明日のご飯の心配をさせなければならないのだろう。核家族化が進み、日本の家族は一家としての連帯感を失ってしまった。社会福祉どうこうと言う前に、まずは子供が親を支えなければならないのではなかろうか。

 何故に若者が明日に希望を持てない日々を送らねばならないのだろうか。これからの社会を支えていかなければならない若者たちが、なかなか社会の主役になれないでいる。

 全ての人に最低限のハッピーを分け与えた上での競争社会が望ましいことは誰でも分かっている。それがなかなか実現しないのは、我々がこの問題を真面目に取り組んでいないからなのか、それとも英断を下す人物が現れていないからなのか、はたまた日本の実力ではそれが無理だからなのだろうか・・・。もしかしたら個人主義に走ってきた日本社会の変革が必要なのかもしれない。

 とにもかくにも、急速な少子高齢化という世界的にも類を見ない特殊な状況下にある日本は、実験的な政策を打ち出していく勇気と決断力とスピードが必要になっているのは確かだ。

 僕も何かの分野で日本の為に働くことができれば本望だ。

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2006年12月18日 (月曜日)

007づくし

 昨日はテレ朝系の日曜洋画劇場でティモシー・ダルトン主演の「007/リビング・デイライツ」が放送されていましたが、年が明けて1月もこの番組では007シリーズを2作放送するそうです(「ムーン・レイカー」と「トゥモロー・ネバー・ダイ」)。1ヶ月ぐらいの間に3本もジェームズ・ボンドで攻めるのかとかなり驚いてしまいました。これも公開中の「カジノ・ロワイヤル」のテコ入れなんだろうなぁなんて考えながら見ておりました。「カジノ・ロワイヤル」は原作を先日読みましたが、ストーリー的には明快で、引っかかるところなくスッキリと読めました。わかりやすく、楽しめる内容だと思います。映画では色々とアレンジが加えられているのでしょうが、機会があったらそちらも見てみたいと思います。原作をどう当世風に料理したか楽しみです。

 なんて昨日考えていたのですが、今朝新聞を見てさらにビックリです。

 なんと、GyaOがMGMとライセンス契約を結んで、MGMの保有映画作品を配信していくことが決定したそうで。早くも20日から順次配信されるそうです。何が言いたいか、お分かりですよね。MGMといえば007シリーズです(他にも「ロッキー」や「オズの魔法使い」もそうらしいですが)。GyaOもなかなか思い切った手を打つんだなあ。このため株価も上がったそうで・・・。

 嗚呼、007づくしの年末・年明けになりそうです。ジェームズ・ボンド恐るべし・・・。

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2006年12月 4日 (月曜日)

シューマン、あなたを見くびっていました

シューマン:作品集 Music シューマン:作品集

アーティスト:オムニバス(クラシック)
販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:2005/03/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 僕はこれまでシューマンがそこまで好きではなかった。ところが、先日、驚くべき事実を知ってからというもの、シューマンに対する認識はガラリと変わってしまった。

 なんと、ウルトラ作品の最高傑作・ウルトラセブンの感動の最終回の後半で流れていた印象的なクラシック音楽がシューマン作曲「ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」の第1楽章だったのだ!!

 親に相談すると、ポリーニがピアノ、アバドが指揮のベルリンフィルの演奏が良いと薦められ、TSUTAYAで探してみると発見!早速レンタル。帰るとすぐ聴いてみた。

 曲の始まりから背中に電流が走る。これはダンがアンヌに自分の正体を告げた場面でかかる音楽そのものではないか! あの場面ではこの曲が頭から使われていたのか! のっけからあの場面がフラッシュバックして目頭が熱くなる。この曲は凄い。頭にはウルトラセブンのことしかないから、曲の展開をすべてセブンに結び付けて考えてしまう。重傷の身体で変身すれば死の危険があるにも拘らず、命の恩人であるアマギ隊員を窮地から救うため、再び変身するという悲壮な決意。満身創痍で敵に立ち向かっていく最後の勇姿。これまで地球防衛する中での葛藤。「ウルトラセブンの正体はあたし達のダンだったのよ!」涙を誘うアンヌのセリフ。自らの手で地球を守る決意を新たにするウルトラ警備隊の面々。全てにピッタリと符合する。ラストに曲がクライマックスを迎えて力強く終わるとき、瀕死のセブンは怪獣を倒して宇宙へと飛び発ってゆく。その瞬間、思わず僕も「タァー!」と声を出して部屋で跳んでしまった。

 シューマン、感動をありがとう。クラシックでここまで陶酔できたのはベートーヴェンの第九以来だ。

 CDには他の曲も入っているので、じっくり聴いてみよう。でも、どれもどこかで聴いたことがある気がするなぁ。

 今でも語り草となってるウルトラセブンの伝説の最終回の詳細なストーリーはこちらのサイトでどうぞ→『第48話 史上最大の侵略(前編)』 『第49話 史上最大の侵略(後編)』

DVD ウルトラセブン Vol.12 DVD DVD ウルトラセブン Vol.12

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:1999/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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やっぱ凄いわ 黒澤監督

悪い奴ほどよく眠る DVD 悪い奴ほどよく眠る

販売元:東宝
発売日:2003/02/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 黒澤明・三船敏郎の黄金タッグで送る社会派映画。レンタルして観てみました。やっぱり凄いんですね。期待を裏切らないんですよ。全然。ラストは「エッ、こうくるか!?」っていう感じで、意外なものでした。社会悪のふてぶてしさには怒りを通り越して呆れてしまいました。何十年も前の映画なのに、贈収賄がちょうど現在でもタイムリーな話題であるのがとても残念。

 僕の中では、三船敏郎の演技も良かったのですが、「和田課長補佐」役の方の演技に見入ってしまいました。オドオドした感じとかが妙に気に入ってしまって。「白井課長」役の方の演技も好きです。

 今度は何を観ようかな。「生きる」いってみようかな・・・。

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2006年11月22日 (水曜日)

007/ドクター・ノオ

007 ドクター・ノオ アルティメット・エディション DVD 007 ドクター・ノオ アルティメット・エディション

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/11/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Book 007 ドクター・ノオ

著者:イアン フレミング
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  007シリーズは好きなんですが(ロジャー・ムーア主演作を除く)、まだ記念すべき第1作を観たことがなかったため、レンタルして観てみました。

 正直なところ、驚かされました。第1作は、その後と比べて制作費がかなり少ないはずなのに、出来栄えとしては007シリーズ全体の中でもハイ・クオリティーな作品でした。まあ、特撮には若干ハンディを付けざるを得ませんが。

 まず、脚本がしっかりしていて、物語の見せ所・引き所がハッキリしていました。全体的に観客の期待を裏切ることはなく、スムーズに展開していきます。また、オープニングは現在のように特別にオープニング曲を作ることはしていませんでしたが、お馴染みのテーマ曲に合わせて、効果的な映像が使用され、それがかえって新鮮でモダンな感じでした。ずっとこのままで良かったのに・・・。

 Qが出演しておらず、今では定番となった特製アイテムはありませんでしたが、スパイ映画としての見応えは十分でした。そういったものに頼ることなく、純粋に物語とアクションで観客を引き込んでしまう力強さが第1作にはあります。

 ロケ地の選定もばっちりですね。とても美しかったです。

 最近の007は、これに比べたら話になりませんね。あまりにも過剰な演出が目立ってばかりで、話としてはいまひとつ、という感じがします。このドクター・ノオを観て一層強くそう思うようになりました。メカがなくても、CGがなくても、やろうと思えばここまで面白い映画が出来るものなんですね。

 それにしてもショーン・コネリーのボンドには独特の雰囲気があってクセになりますね。何というか、モダンというか・・・。彼がボンドだったからこそ、今でも隆盛が保たれていると言っても過言ではありますまい。

 今度、新作「カジノ・ロワイヤル」が公開されますが、どうなるんでしょうか。新しいジェームズ・ボンドも気になります。

007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 Book 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】

著者:イアン・フレミング
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

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2006年11月18日 (土曜日)

マイ・フェア・レディ

「マイ・フェア・レディ」オリジナル・サウンドトラック Music 「マイ・フェア・レディ」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:サントラ
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2006/03/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 "MY FAIR LADY"は好きな映画の1つで、是非おすすめしたいのですが、昨日そのサントラをレンタルました。ミュージカル映画ですから、音楽はこの映画の要です。そしてまたこの音楽が僕を虜にしてしまったわけです。

 僕は、洋楽を歌うとき、なるべくオリジナルに忠実であろうとします。しかし、この映画のヒギンズ教授が歌うのはどれも再現困難です。ものすごく癖があって、なかなか決まったメロディ通りに歌ってくれないもので。"I'M  JUST AN  ORDINARY  MAN  (僕はふつうの男さ)"という曲が大好きなのですが、オリジナルどおり歌えず困りました。

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2006年9月16日 (土曜日)

大人も楽しめるウルトラセブン

 どうにも我慢できずにウルトラセブンをビデオショップでレンタルしました。「超兵器R1号」(ギエロン星獣)・「盗まれたウルトラアイ」(マゼラン星人マヤ)・「円盤が来た」(ペロリンガ星人)が収録されたテープです。

 昔、ギエロン星獣とマヤの回は録画したテープを持っていたのですが、あまりに観すぎてワカメになってしまい観られなくなったのでした。

 10数年ぶりに観ると、幼い頃にはわからなかった、この作品のテーマがはっきりとわかって感慨も一入です。

 「超兵器R1号」は60年代の冷戦下における軍拡競争・ベトナム戦争へのアンチテーゼ。「地球を守るためなら何をしてもいいのですか!」「それ(超兵器開発競争)は、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ・・・。」というダンのセリフが胸を打ちます。「人間という生物はそんなマラソンを続けるほど愚かな生物なのでしょうか。」と最後になって改心する開発研究者のセリフも素晴らしいです。ラストで籠に入ったリス(ネズミにも見える)が回転車で走り続けるのも印象的。ギエロン星獣のデザイン、戦闘シーンも秀逸! ウルトラホークの操演も見もの。

 「盗まれたウルトラアイ」は退廃的な文化への批判、祖星に裏切られる悲哀。若き市川森一の筆による、怪獣の登場しない隠れた名作。

 今だからわかる、深い内容。子供向けとはいえ、一切手を抜かないハイクオリティー。さすが、ウルトラの最高傑作ウルトラセブン!

 「円盤が来た」は初めて観ましたが、サイケデリックな特撮シーンが印象的でした。ペロリンガ星人との決着がいつの間にやらついている点など、これほどわかりにくい戦闘シーンは他にありますまい。セブンにもサイケがあったんですね。ビートルズ好きの僕にとっては興味深いことでした。  

 このウルトラセブンという傑作を、多くの子供達に観てもらいたいと思います。怪獣やメカのデザイン・音楽を含めたあらゆる面で、現代のヒーローものはこの作品に全く歯が立たないでしょう。

 各回の詳細が記載されたサイトへのリンクを張りました。興味のある方はご覧下さい。

 さらにお暇のある方はこちらの記事へ→円谷プロに物申す

DVDウルトラセブン 全12巻セット DVD DVDウルトラセブン 全12巻セット

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2006/08/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

DVD ウルトラセブン Vol.7 DVD DVD ウルトラセブン Vol.7  

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:1999/08/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

DVD ウルトラセブン Vol.9 DVD DVD ウルトラセブン Vol.9

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:1999/09/25
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DVD ウルトラセブン Vol.11 DVD DVD ウルトラセブン Vol.11

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:1999/10/25
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2006年8月31日 (木曜日)

24時間テレビに価値はあるか

 今年もやっていました24時間テレビ。毎回思うのは、この番組に果たして意味があるのかということです。いや、意味がないことはないでしょう。全国各地から多くの募金を集める集金力は流石です。しかし、ここでは敢えて、本当の意味でこの番組を続ける意味があるのか問いたいと思います。

 

 疑問① 年1回というペースは妥当か?

 果たしてこの頻度が本当にいいのかわかりません。24時間テレビといえば、やっていることは毎回同じ事。しかも、長時間にわたって障害というテーマを取り上げます。目を向けるべき事ではありますが、どうしてもその重さ故に飽きが来るのではないでしょうか。そのような意味で、パラリンピックに合わせて4年に1度程度でもよいかもしれません。

 

 疑問② 24時間続けるのは妥当か?

 24時間というのはやはり長丁場。有意義な企画があったとしても、時間が余ってしまいます。その合間を埋めるために、どうでもいいような(趣旨が不明確な)企画を挟むので、全体としてのクオリティーが下がっている感が否めません。また、深夜の時間帯になると、そこで行われているのは24時間テレビの趣旨とはかけ離れているようなバラエティーです。しかも、近年ではまれに見る低俗さ。これが同じ「24時間テレビ」という冠で放送されているのですから、日本テレビはどこまで本気なのか解しかねます。いっそのこと、深夜は番組を中断しても良いと思うのです。正当なる思いで番組を観ている人はこの時間には少ないでしょうし、このことが番組自体にマイナスになるとは考えられません。24時間貫徹にこだわることはないと思うのです。

 

 疑問③ 100㎞マラソンをする意味はあるのか?

 多くの人がこの点に疑問を持たれていることでしょう。私も同感です。何のためのマラソンなのか、全くもって意味不明です。確かに、100㎞を走りきるというのは凄いことです。しかし、この企画は番組全体に対してもいえることですが、つくられた感動の押し売りになってはいる気がして、どうも胡散臭いのです。マラソンランナーに抜擢される人は、依頼されるのであって、自ら率先して志願したわけではありません。その上、ランナーが芸能人(もしくはそれに準ずる人)であるため、我々視聴者は、もはやあのマラソンをその人が仕事で走っているという印象しか残りません。そんなマラソンを続ける意味はあるのかはなはだ疑問です。

 

 疑問④ 募金の使途の説明責任を果たしているか?

 今年は番組終了間際の時点の集計で3億円近くのお金が集まっていました。高校の生徒会時代に募金活動経験がある僕としては、思わずため息が漏れてしまったほどです。しかし、問題はここからで、募金を集めた者にはその後説明責任が残ります。マスメディアであるテレビ局なら尚更です。果たして、日本テレビはこの責任を果たしているでしょうか。僕はテレビという媒体を扱っている企業にしてはまだまだ不十分だと思います。日本テレビが全体として番組の趣旨と彼らの責任に対する自覚が欠如しているような気がしてなりません。

 

 疑問⑤ 募金をした側は募金をするだけでいいのか?

 募金というのはお金を渡した時点で完結するものではなく、その後そのお金が正当に使われたかをチェックしていく必要があります。日本テレビ側がこの辺の説明にルーズなのも、募金した側からのプレッシャーが掛かっていないからではないでしょうか。そもそも、自己の気持ちを満足させるためだけに募金する人が少なくない気がします。そこに相手への真心がこもっていないと全く意味がありません。「募金」と「徴収」は違うのです。

 

 疑問⑥ つくられた感動の垂れ流しではないのか?

 この番組の根本的な問題です。これは視聴者それぞれの感覚の問題ですが、個人的には、この番組で取り扱うどんな企画もどんなエピソードも日本テレビが感動を「狙った」ものであるように感じます。そのため、進んで観る気が起きません。何となくウンザリしてしまうのです。

 

 24時間テレビは問題を多く抱える番組のように思えてなりません。1度放送しない年をつくってみて、本当に我々にとって必要な番組かどうかじっくり検討してみたらどうでしょうか。今年観た後の感想としては、サライを歌う最後の10分間だけで十分なような気がしました。あの歌のおかげであの番組はもっているのでしょう。   

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2006年8月30日 (水曜日)

黒澤映画には敵わない

七人の侍 DVD 七人の侍

販売元:東宝
発売日:2002/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 黒澤監督の傑作「七人の侍」をレンタルして観ました。観るのは2回目です。1回目は「用心棒」を観た後だったので、三船敏郎の菊千代のキャラクターには少し抵抗感がありましたが、2回目となるとそうでもありませんでした。

 やっぱり、大作だけあって長いんですよね。DVDで2枚、合計して4時間近くありました。途中で暗転し大きな「休憩」の文字が出て、緩やかな音楽が流れると1枚目は終了です。スクリーン上映時にはこんな風に休憩時間を挟んだんだなとなにやら感慨深くなってしまいます。

 それにしても黒澤監督の時代劇を観た後は他の時代劇物を観る気が起きません。あのダイナミックな映像、深い人間描写、荒々しい殺陣・・・。

 それに比べて、現代の物のなんと脆弱なことか。

 昔のハイクオリティーな文化への期待は、僕の趣味とも繋がっています。

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2006年7月25日 (火曜日)

円谷プロに物申す

 さて、今日からまた色々語りますよ。

 まずはじめに断っておきたいのですが、これから述べるのはあくまで僕個人の意見です。

 最近、いやもっと前からですが、平成「ウルトラシリーズ」に大いに不満を持っています。かつてのようなクオリティーがないのではないかと。

 僕の「ウルトラシリーズ」との出会いから話を始めましょう。

 変かもしれませんが、初めて僕が出会ったのはウルトラセブンです。ウルトラセブンといえば、35年以上前に放映されていた作品です。僕は19歳ですから、世代的には一致しないのですが、僕が3歳ぐらいのときでしょうか、RKKという熊本の放送局で再放送がありました。僕は長崎生まれの長崎育ちですから普通は接点はないのですが、島原(長崎県で最も熊本県に近い)に住む伯母さんが親切にも録画したテープを毎回くれたのです。衝撃的でした。なにせ、初めて見たのが「明日を捜せ!」という回で、シャドー星人とガブラという怪獣が出てきたのです。このシャドー星人というのが3歳の子供にはへヴィーでした。顔がメタリックで無表情なうえ、人間を拷問するのです。また、ガブラもかなりへヴィーでした。うろ覚えなのですが、確か、セブンがアイスラッガーで倒したかと思いきや、切断された首が飛んできてセブンに噛みつくのです。初めて見た怪獣が、なんと恐ろしいことか。

 怖いという気持ちもありましたが、ウルトラセブンにはすぐハマってしまいました。なぜなら全てがカッコいいからです。無敵のヒーロー・ウルトラセブンはもちろんのこと(完全に無敵ではなったけれど・・・)、地球防衛軍という設定や、基地の内部やウルトラホーク(戦闘機)やポインター(水陸両用車)、それらの発進シーンに至るまで、とても35年以上前につくられたとは思えないほど科学的で、創造的で斬新でした。(最近知りましたが、1980年代あるいは2000年という設定だったそうです)

 また、この作品のさらなる魅力は、ゴジラの初期に通じるような、人間に対する疑念があちこちに散りばめられていることでしょう。これによってウルトラセブンがその他のウルトラシリーズやヒーローものとは一線を画しているのです。(ウルトラマンにも多少見受けられますが)  例えば、ギエロン星獣や、ノンマルト、ユートムなどが出てくる回が挙げられます。以下、少しこれらについて。

 ギエロン星獣・・・地球防衛軍が水爆の数千倍という威力の超兵器「R1号」を開発。絶対に生命体が存在しないと思われた灼熱の星、ギエロン星で実験する。実験は成功し、ギエロン星は木っ端微塵に破壊された。しかし、実際には生物が存在していて、「R1号」の爆発によって、大量の放射能をあびたことで恐ろしい怪獣となり、母星破壊に対する復讐のため地球に飛来した。この後、地球防衛軍は超兵器の開発を中止した。

 ノンマルト・・・「人類こそがその昔宇宙から来て地球を侵略したのだ、自分たちこそが地球の原住民だ」とする海底人。人類の侵略に際し、地上から海底へと逃げたが、いま人類がその海底をも開発しようとしているという危機感から、人類への攻撃を実行した。ただし、これらの証言は人間の少年(実は霊魂)によってなされ、ノンマルト自身が言った訳ではない。 地球防衛軍はこの話を否定し、応戦する。

 ユートム・・・地下に存在する謎の都市で生活するロボット。この都市は地球防衛軍によって破壊される。

 さて、本題に戻りましょう。これらの魅力ある「ウルトラ」はセブン以降衰退したと僕は見ます。レオまでは、ウルトラ戦士のデザインに関してはまあまあですが、そのほかはどんどん散々なものになっていきます。設定が子供だましで、戦闘機や車などもダサい。怪獣には質感がなく、リアリティーもありません。(ヤブール人による人工合成生物という設定である「超獣」はリアリティーがなくても構いませんが。)  何か壮大な問いかけがあるかといえば、僕の知る限りほとんどありません。平成のシリーズはそれまでに比べて一気に質が下がります。上記のものに加えて、歌や音楽もいまひとつ重厚感にかけるといった印象です。加えて言えば、CGで問題を片づけようとする精神が気に入りません。不可能を可能にするという円谷特撮の根性は何処へ行ったのでしょう!

 このほど、ウルトラマンメビウスの映画があるようです。マンからAまで、主演俳優もそろって登場するとか。それはそれで面白そうですが、なんとなく幼い夢が壊されそうな気も・・・。 おまけに、ガッツ星人も再登場するとか。ガッツ星人といえば、セブン本編で唯一セブンを磔にし、殺害の一歩手前までいった恐るべき相手。デザインもかなり不気味さが出ていて、幼い日の僕にはとても怖いものでした。昔、僕が高熱で寝込んでいたときの夢にコイツが出てきたときほど恐ろしい夢は今まで見たことがありません。真夜中の大倉庫の闇の中で、ガッツ星人が僕を襲おうと追ってくるのです。殺される寸前で目覚めた記憶があります。もう二度と夢に出てきてほしくありません。そんなガッツ星人ですが、映画での新しいデザインを見たら悲しくなりました。やっぱり質感不足なのです。ちっとも恐ろしくありません。むしろ滑稽です。見た子供が悪夢を見るぐらいのものにしてほしいものです。また、あり得ないほど巨大な怪獣が登場しますが、予告映像を見たところ、コイツとのCGの戦闘シーンなどは目を覆いたくなるほど幻滅しました。

 まとめますと、円谷プロはかつての作品を超えるものをつくろうという気概がまだまだ足りないと思います。ウルトラセブンは総合芸術でした。これを超える作品はもう出ないのでしょうか・・・。

 ああ、つい熱がこもって語りまくりましたが疲れました。。。

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2006年6月23日 (金曜日)

それでいいのかNHK①~ニュース番組~

 今春のNHKの番組改編で生まれた番組、”ニュースウォッチ9”をよく聴いています(部屋にラジオしか置いていないため)が、これでいいのかと思うことが多々あります。

 この番組には以前から期待をかけていたのですが、それまでのNHKらしからぬ番組のような気がします。NHKの夜の1時間枠ニュース番組といえば、政治・社会の硬めのニュースを取り上げていたというイメージなのですが、この番組は他局もやりそうな大衆的な話題を重点的に扱っている印象があります。最近では他局でも見るようなワールドカップコーナーにかなりの時間を割いていました。

 他局と話題が重複するのは仕方のないことだと思いますが、NHKにはもっと深い中身を求めます(この点ではまだ頑張っていると思いますが、さらに良いものを期待しています)。ただ、殺人事件などの報道にウエイトを掛け過ぎているように思えるので、これを縮小し、他局が取り上げないようなものも積極的に取り上げてほしいと思います。例えば、アフリカの内戦がどうなっているとか、そういった大局的な世界情勢です。そういったことを僕を含めて日本人は知るべきで、そうした幅広い情報を中立な立場で伝えることができるのはNHKだけだと思うからです(NHKの海外についての報道力に関しては僕の国際政治学の先生も認めていました)。現在も週末の総合テレビで世界情勢を伝える番組が放送されていますが、まだ不十分です。また、BSではより詳しい内容のものがあっているようですが、BS加入者以外もそういった番組が見られるようにするべきです。是非、9時のニュースで少しずつ頻繁に取り上げてもらいたいと思います。欧米を重視する偏った知識だけでは、21世紀の日本人は道を誤るかもしれないという危機感を抱かざるを得ないのです。

 公共放送として、国民に必要な報道を等しくする一方で、まだまだ無知な我々に世界を大局的もっともっと見せてほしいと思います。

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2006年6月14日 (水曜日)

日本のW杯熱に疑問

 12日、サッカーワールドカップ本大会の予選リーグで日本はオーストラリアに敗れた。僕の周りの部屋では日本がシュートしたり、ピンチになるたびに奇声が起こって、大変うるさかった。僕の部屋にはテレビがないので、ラジオで試合模様を聴いていたが、ハーフタイムの間に寝てしまった。起きてみると日本は負けていた。何とない予感が的中した。

 それにしても異様である。この日本全土でのサッカー熱がだ。いつから日本人はこれほどサッカーにのめり込んでしまったのだろう。普段は興味がない人までも、W杯となるとテレビで観戦する。おそらく、前回大会が日本で開催され、日本も予想以上の好成績を収めたためなのかもしれない。それにしても僕は最近不思議でならない。日本人とはこのような人間だっただろうか。つまり、3位以上になることがほぼあり得ない競技を熱心に応援するような人種だったろうか。オリンピックにしても、メダル獲得の可能性が高い競技にばかり目が行き、WBCにしても元々日本は3位以上となる期待が高かった。

 これに対する答えは明白であるように思える。この熱気はメディアが仕込んだものだ。あらゆるメディアが、サッカーの対外試合が行われる度に大きく取り上げ、そしてこの大会が近づくにつれ、どんどん過剰になっていく。日本人は実像以上に日本代表に期待するように仕向けられてきたのだ。NHKまでも、それらの動きに引きずられるようにニュースの中で無駄に多く取り上げている。

 テレビに限れば、視聴率を取れればいいと思っているとしか思えない。それはそうだ。W杯の放映権獲得にはかなりの金額がかかっている。人気に乗っかった間連番組も組んでいる。視聴率が取れなければそれも水の泡だ。だから大会を盛り上げようと各局とも躍起になる。

 監督がジーコになってからこれまでの日本代表の対外試合を見ても、あまりW杯で飛躍しそうなチームには見えなかった。それをマスコミは粉飾して国民に過剰に期待を持たせた。だから格下相手に負けた今回、国民は余計にガックリくるのである。全ての元凶はマスコミにある。マスコミは責任を取ってしかるべきだが、まだまだチャンスはあると言って国民を煽るのを止めようとしない。

 試合に負けた後、日本のスタジアムで応援していた人が肩を落としたり、うつむいていたりする姿を第三者的な見方で見たとき、申し訳ないが面白く感じた。どれほど我々が翻弄されているのかをかいま見たような気がしたからだ。また、試合展開に一喜一憂する姿を見て、ナショナリズムの形成過程を見るような気もした。

 もちろん我が国が勝つことに越したことはないが、完全敗北して国民が目を覚ますのもいいかなとも思う。メディアの思うとおりにさせてはならないのである。メディアに流される国は堕落していくしかないだろう。そんなことを思いながら、あまりW杯に熱中できず(前回大会は熱中できたが)、冷めた目で大会とメディアと世間を眺める今日この頃なのである。

 熱心なサッカーファンの方はこの記事で気分を害されてしまったかもしれないが、これは僕個人の私見であるのでご勘弁いただきたい。4年に1度のW杯を是非心ゆくまで楽しんでください。 

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2006年6月12日 (月曜日)

NHK「日本のこれから」米軍基地編を見て②

 白状しますと、「見ていた」というのは事実とは違います。僕の部屋にはテレビを置いていないので、ラジオで聴いていました(テレビの音声がひろえる機種です)。ですので、議論の盛り上がり方がどれほどか視覚的には全くわかりませんが、雰囲気としては理解しています。相当な白熱ぶりでした。その中でも、一般の参加者の方で、「軍隊(自衛隊・米軍)を日本からなくして見せれば戦争を仕掛けられることはない」と熱心に主張なさる方がいらっしゃったと思いますが(記憶違いならご免なさい)、これに強く反駁を加えたいと思います。

 平和主義者がよく使うロジックだと思います。「軍隊が無ければ戦争は起こせまい。さらには、そうした精神を見せれば、他国はその国を尊敬し侵略などは起きない。また外交努力によって全ての問題が解決できる。」 しかし、このような考え方はあくまで理想に過ぎず、実現可能性は限りなく0に近いと思うのです。

 もし、軍隊をこの日本からなくしたとしましょう。するとどうでしょうか。それに喝采を送る人もいるかもしれません。しかし、それに乗じて攻撃を仕掛けてくる国はないと言い切れるでしょうか。答えはノーです。民間人は当然ながら武器らしいものは持っていませんし、警察力ではどうしようもありません。また外交において、軍隊が無いというのは大きなマイナスでもあります。国際政治では、実際に外交交渉において進展がなかったり、自分に有利でないとき、軍事力を盾に交渉を進めていくというのが大国の間で日常茶飯事的に行われています。この現実を知るべきです。 国際政治学上も、こうしたことが外交の要因の1つとして認められているのです。軍事大国に押し切られてしまう可能性は高いです。

 あまり反駁らしい反駁にはなっていませんが、今回はこの辺でペンを置くことにして、安全保障の問題については、今後深く語っていきたいと思います。それによって、この反駁は完全なものになると考えています。 

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TRICK完結

  今回の映画でトリックがシリーズとして完結するというのを今日知って、とても驚いています。まだ深夜だった頃から観ていたのでとても残念でなりません。あのゆるーい世界や山田と上田の掛け合いがたまらなかったんですが・・・。最後はみんなで思いっきり楽しみたいですね。Let's  go  to  BRAZIL!!

 ベストを尽くせぇぇぇ!!

 調べてみたらこんなPR用DVDあるんですね(笑)↓

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NHK「日本のこれから」米軍基地編を見て

 「日本のこれから」という番組は大好きでよく見るのですが、毎回色々なことを考えさせられます。今回は、米軍基地問題について答えのない熱い討論が行われていましたが、番組の中で、基地の騒音が如何に物凄いものかという実体験もしていました。あんなところに暮らしている人がいるのかと思うと、胸が痛みました。

 米軍基地の大部分は沖縄にあります。沖縄では地域経済に米軍基地が取り込まれているというのもあるのか、基地賛成派もいますが、大部分は反対派と見ていいと思います。

 沖縄県はかなり以前から、基地の縮小や移転を政府に訴えてきましたが、事態は一向に進展しませんでした。当然でしょう。基地の縮小はアメリカとの外交交渉によらねばならず、これまで合意は難しかったことでしょう。また、どの自治体も、新たに基地を受け入れるというのは承服しがたいというのは当たり前です。

 僕は、沖縄が本気で基地を追い出したかったのであれば、政府ではなく国民全体に訴えるべきだったと思います。沖縄県は、人口的にも日本全体の1%程度であり、他の99%が住む自治体が受け入れを容認しがたい以上、「もう少し我慢してくれ」ということになるのは見えていたはずです。ならば、なぜ世論の力を味方につけようとしなかったのでしょう。マスコミは、どれほどの爆音が基地周辺でしていて、住民の健康被害がどれほどのものかということもほとんど取り上げていませんでした。そうした中、沖縄県は政府には陳情に行くけれども、国民全体に対するムーブメントにかけていました。99%には手をつけず、1%の力のみで闘おうとしているのです。それよりも、新聞・雑誌に一面広告を出したり、テレビCMやインターネット広告などを利用して、「私たちはこれほど苦しんでいるのです」「米軍移転・縮小に向けて皆さんの力を貸してください」などと訴えたり、基地に関する問題の啓蒙キャンペーンを起こして、そこでは数知れない沖縄出身の有名人に協力してもらうとか。また基地にほとほとウンザリしているのなら、日米間の条約・規定に基づいて米軍が存在しているのだから「我々沖縄は日本から独立したい」と知事が言えばよかったと思います。本気でする気がなくとも、パフォーマンスとして発言するだけで、政府も真剣に受け止めるし、マスコミも連日取り上げるだろうし、何よりそれによって国民にこの事を考えさせる効果は大きいでしょう。重要なのはプロパガンダです。

 つまり言いたいのは、もはや世論によってしか沖縄の基地問題は解決し得ないということです。世論が高揚すれば、日本政府も大車輪の働きをするかもしれないし、アメリカ政府も、基地問題をもっと真剣に考えてくれることになると思います。怖いのは、国民が無関心になってしまうことです。沖縄県内ですら、基地から離れたところに暮らす若い世代には無関心な人も多いとか。これでは、まるで意味がありません。県内から意識改革をする必要があるようです。

 沖縄はいつまでも被害者意識を引きずっているだけでは駄目です。

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