2007年9月12日 (水曜日)

安倍総理辞意表明

 皆様お久しぶりでございます。夏休み・・・長崎で骨休めをしている間、ブログの更新がすっかり滞ってしまい申し訳ありません。では早速記事を書いて参りましょう。

 安倍総理が今日いきなりの辞意表明を行った。今後数日の内に新しい自民党総裁が決定し、総理交代の運びとなろう。

 国会が始まったばかりのこの時点での辞意表明は衝撃的で納得のいくものではないが、もはやあの力を感じられない安倍総理が続けていくよりは交代してもらった方が国民のためかもしれない。

 安倍さんは高邁な理想を掲げて登板したが、結局その多くは果たせずじまいであった。涙目での会見からは無念さがにじみ出ていた。日本の戦後国家体制の転換を謳ったものの、天運からは早くから見放されていた。本当に可哀想な人だ。その一方、高邁な理想が具体性を欠き、国民に訴求できていなかったり、理想の実現に向けての信念が前首相に比べれば希薄な物であるように感じられた。

 小泉さんの呪縛というのはやはり大きかったに違いない。小泉さんの後というのは誰がやってもやりづらいだろう。自身の理想・信条の実現を第一目標とするなら、いっそ、ポスト小泉の次を虎視眈々と狙うべきだったのかもしれない。真っ正直すぎて、したたかさに欠けていた感が否めないのが残念だ。

 何にしても、今更悔やんでも仕方ない。僕はかねてから小沢一郎には総理になってもらいたくないので、彼が失脚するまでは自民党に頑張ってもらいたい。次の自民党リーダーになる人も大変だろうが、早く後継を決定してほしい。

 安倍さん、ものすごく長く感じた1年だったでしょうが、お疲れ様でした。

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2007年6月30日 (土曜日)

中国鰻に発ガン性物質

 全く腹立たしい。憤りを隠せない。中国産の養殖鰻から発ガン性物質が検出されたという。このような事があるから彼の国は好きになれない。成熟の過渡期にあるという論理でも許せる話ではない。調子に乗るな中国! 我々の食卓、殊に鰻に関しては中国産は大きな比重を占めている。加えて鰻やその稚魚の漁獲高は減少している。それだけにこのニュースのインパクトは決して小さくない。大好きな鰻が安心して食べられないのは苦痛以外の何物でもない。

 人の口に入る物に携わる人間は、人の命に携わっていると肝に銘じなければならない。自らの責任を自覚していない業者は、食物に携わる資格はない。

 残念なことに日本にもミートホープのようなふざけた業者が存在するし、資本規模を問わず、発ガン性が疑われる添加物を平気で使用する企業も多い。

 グローバル化が進む中で人の生存と健康を守るためには、国内外を問わず全地球的な不断の努力が必要であることが見えてきた。

 こうした人類の敵は絶対に許さない、必ず怒りの鉄槌を下すという個々人の決意こそが、まずは重要だ。

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内定者の親を囲い込め

 今夜のワールドビジネスサテライトで、企業の内定者・内々定を囲い込む手段として、採用者の親にも自社について説明を行う企業が現れているそうだ。

 どこかで似たような話を聞いた気がした。

 そうだ。アメリカでもそんな事が行われているというのをフジのニュースジャパンで以前放送していた。

 意外な共通点だ。親に反対されて入社を辞退する若者が増えているらしい。

 自立出来ていない若者が増えているということなのだろうか。親に遠慮している若者が増えているのだろうか。過保護な親が増えているのだろうか。はたまた、老後を考えれば子供の収入を確実にしたいということなのだろうか。

 過去にはみられなかったこうした動向が良いことなのか悪いことなのか断ずることは僕には出来ない。

 しかし、仮に若者が小粒になっている結果であるならば由々しい事態だ。

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2007年6月22日 (金曜日)

路面電車が一部運休していた!

 今日ネットで長崎のニュースを見ていたら、Yahoo!ニュースにこんな記事がありました。

路面電車脱線:一部運休から1ヵ月 強まる完全復旧望む声/長崎

6月22日14時0分配信 毎日新聞

 ◇事故原因、今も解明に至らず
 「一日も早く復旧して」――長崎電気軌道(長崎市)の路面電車が先月19日と24日、同市魚の町で2度の脱線事故を起こし、一部運休したまま1カ月を迎える。完全復旧を望む利用者の声は強くなっているが、事故原因は今も解明に至っておらず、復旧の見通しはたっていない。【阿部弘賢】
 事故があったのは公会堂前の交差点。2度ともレールのほぼ同じ個所が原因とみられ、その個所を通過する蛍茶屋―赤迫(3系統)の上りは運休し、代わりに大波止を経由する蛍茶屋―赤迫(2系統)を臨時増便して対応している。このため、電車が停車しない公会堂前駅と桜町駅には、現在、3系統の運休などを告げる立て看板が置かれている。
 時折、事情を知らない観光客らが電停まで来て、引き返す姿も。大阪から来た女性(25)は「ガイドブックを見て来たら走ってなくて困った」と話す。
 普段、通勤や通学、買い物に利用する市民も影響は深刻。蛍茶屋から長崎駅に行く場合、大波止回りだと以前より10~15分遅くなる。炉粕町の井上和子さん(72)は「住吉町に行くのに、駅までタクシーに乗り、そこから電車に乗り換えている。一日も早く復旧してほしい」と願う。
 長崎電気軌道によると、事故原因はまだ特定されていない。同社は「レールや車両など細かく調査している。利用者には長い間迷惑をかけて大変申し訳ない」と話す。
 同社はホームページや掲示板、車内アナウンスなどで運休を告知しているほか、長崎駅前からの始発便が遅いという声が出たため、通常の始発便の前に1便増便する対応も取っている。
〔長崎版〕

6月22日朝刊

最終更新:6月22日14時0分

出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000182-mailo-l42

 いやはや、こんなことになっていたとは知りませんでした。これは一大事ですねぇ。路面電車は長崎市民の足ですからね。市街地内の移動には欠かせない絶対的存在です。どこまで乗っても100円ですから。公会堂-赤迫の区間が通行止めとなれば、駅前へ行く人は途中で乗り換えをして少し遠回りしないといけません。観光客など長崎の路面電車に馴染みがない人にとっては、こうした運休は不便極まりないでしょう。しかしまあ、この際徹底的に原因を究明して、長崎の路面電車がより安全に、これからもずっと走っていけるようにしてもらいたいものです。

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2007年6月20日 (水曜日)

YouTube日本語版

 Google傘下の動画サイトYouTubeが日本語版を含む主要言語版を新たに設けた。これによって使い勝手は格段に向上する。YouTubeが攻勢をかけた格好だ。僕としてもこの知らせは嬉しい。

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骨太の方針2007

 骨太の方針2007が発表されたが、内容が各省の持ち寄り色が強いとマスコミは指摘している。安倍政権がこんな状態で参院選はどうなることやら。

 僕が最も疑問に思ったのが「今後5年間で労働生産性(一人当たり時間当たりの生産性)の伸び率の5割増を目指す」という箇所だ。そんなことができるのだろうか。IT化や地域経済の再生、規制改革などによってサービス産業の効率化を図るのだという。効率化は経済の面から見れば有益だが、果たして効率化を追求したところで人々は幸福感を得られるのだろうか。このあたりも気になる。

 骨太の方針2007原文(首相官邸ホームページ)

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2007年6月 4日 (月曜日)

羽田健太郎氏死去

 今日はホントに書くべきことが多い。こんなニュースまで・・・。Yahoo!ニュースより(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070604-00000054-jij-soci)。

羽田健太郎さん死去=「題名のない音楽会」司会

6月4日12時35分配信 時事通信

テレビの「題名のない音楽会21」の司会で知られる作編曲家でピアニストの羽田健太郎(はねだ・けんたろう)さんが2日午後11時53分、肝細胞がんのため、東京都新宿区の病院で死去した。58歳。東京都出身。葬儀・告別式は7日午前10時から東京都港区元麻布1の6の21の麻布山善福寺で。喪主は妻幸子(さちこ)さん。
 桐朋学園大学在学中から頭角を現し、卒業と同時にスタジオミュージシャンとして歌謡曲やポップスのレコーディングに参加した。テレビドラマや映画のテーマ曲も手掛け、代表作にドラマ「渡る世間は鬼ばかり」やアニメ「超時空要塞マクロス」、映画「復活の日」などがある。 

 「題名のない音楽会」はどうなるのだろうか・・・。羽田さんは僕が子供の頃熱中していたアニメ「名探偵ホームズ」の音楽も担当していたはず。「渡る世間は鬼ばかり」も昔よく見ていた。子供の頃から仕事ぶりを知っている人が亡くなるのは本当に惜しい。58歳はまだまだ若いに。人の一生というのはほとほとわからない。心からご冥福をお祈りする。

 追記:Wikipediaへのリンクを貼ったものの、当該ページが存在するのにリンクからアクセスできない。アクセスできない方は、Wikipediaに直接ワードを入力して検索してください。

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2007年5月14日 (月曜日)

麻疹(はしか)の流行

 首都圏で麻疹(はしか)が流行し始めています。

 僕の大学のキャンパス内や僕の周りにも感染者が出ている模様です。

 乳幼児期に予防接種を受けてはいるのですが、その免疫が低下している成人は感染するらしく、戦々恐々としています・・・。

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2007年5月10日 (木曜日)

安倍総理の中東訪問からの思考的飛躍

 安倍総理は就任1年目にして中東訪問を行った。

 先日読んだ(読みきってはいないけど)「小泉官邸秘録」によると、総理の海外訪問は全て外務省が手配しお膳立てするらしい。官邸が強力にプッシュでもしない限り、総理の意向はあまり反映されないものらしい。

 実際、小泉総理時代も中東歴訪を小泉総理は早くから望んでいたらしいが、実現したのは在任期間の最後の年だった。

 その意味で、今回安倍総理がこの早い時期に中東を訪れたというのは、非常に外交的な意義が大きいといっていいだろう。日本の戦略を読む上でも重要だ。

 報道でもなされているように、この訪問は日本のエネルギー戦略を見据えた性格を持っている事は明らかだ。

 しかし、僕はここで一抹の疑念を抱かざるを得ない。エネルギー源として石油を確保するというのが日本の戦略の要諦だというのは理解できなくもない。しかし、これは石油中心のエネルギー利用から脱却出来ていないという事の裏返しでしかない。日本は代替エネルギーへの乗り換えもあまり進んでいるとはいえない。しかも、世界的には例えば代替エネルギーたるバイオエタノールの生産の為に食糧生産にしわ寄せが来ている。

 日本や世界は自己中心的な堂々巡りをしているだけではないのか。

 そもそも、資本主義下の大量生産・大量消費社会において、持続可能な生活は不可能ではなかろうか。

 今僕たちが使っているのは先人たちが残した地球の資産だ。逆に言えば、子孫のために残すべき財産を食いつぶしていることにもなる。

 我々はここで「進歩」や「豊かさ」の定義を考えなおさなければならないのではなかろうか。

 人類は、道具を作り、機械化を推し進め、大量生産・大量消費社会を築き上げた。しかし、我々が「未開人」と呼ぶ人達と比べると、この「進歩」がまやかしのように思えてくる。

 自由時間という観点から見れば、我々は彼らよりもずっと自由に使える時間が少ないというのだ。資本主義という縄に縛られて、無駄にモノを造り続け、必要以上に消費し続けるが為に労働時間は飛躍的に伸びてしまった。「カローシ」が国際語になるほどに。モノの豊かさを追い求めすぎて、精神的豊かさをなおざりにしてはいまいか。

 ここで我々人類は、既存の資本主義に変革をもたらさなければならないのではないか。人類の生存のためにも、これは危急のことのように思えてしまう。例えば、地球温暖化にしても、資源の枯渇の問題にしても、既存のイデオロギーでは根本的解決は不可能だと思う。

 中東を訪問して、我が国はまだ石油消費にどっぷり浸かりながら物質的豊かさという淡い夢を見続ける、ということの保障を取り付けたかもしれない(成功したかどうかはわからない)。

 しかし、こんなことを続けていては、人類の発展はおろか、生存も覚束ないだろう。こうしたことを熟慮し、真剣に議論しなければならない。

↓参考文献

小泉官邸秘録 Book 小泉官邸秘録

著者:飯島 勲
販売元:日本経済新聞社
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2007年5月 7日 (月曜日)

遊園地・アトラクションメーカーは情報公開すべきだ

 本来、遊園地は僕達に楽しみを提供してくれる場所のはずだ。

 しかし大阪のエキスポランドではコースター事故が発生し死者までも出てしまった。現状では遊園地の施設の安全性は来園者にはわからず、ただ我々と遊園地の信頼関係によってのみ保証されている。モラルハザードが叫ばれている今日、もはや遊園地サイドに全幅の信頼を置くことは難しくなっているのかもしれない。

 この事故を受けて、僕は声を大にして言いたい。

 この事故を教訓にして、遊園地やアトラクションメーカーは施設のトラブル歴や整備状況を一般に広く公開すべきではないか、と。ホームページに掲載したり園内に掲示したりして、来園者などのステークホルダーの目に見える形で安全性を示し、この完全情報の下で市場が遊園地・アトラクションを選べるようにすべきではなかろうか。要は完全情報下での市場原理の導入だ。マスコミでよく言われているように、対策としての法整備も重要だろうが、結局のところ企業倫理が重要だ。結局のところ、多くの問題はここに帰結していく。この場合、企業倫理を改善していくためには、こうした方法しか僕には思いつかない。 市場がチェック出来るようにし、遊園地やアトラクションメーカーにもコーポレートガバナンスを働かせる必要があるのではないだろうか。

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