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2008年2月 5日 (火曜日)

論文

 秋学期試験も終わって春休みに入っておりますが、ゼミ試のための論文を準備しながら日々を送っております。

 さてさて、その内容なのですが、日本の食料自給率について書こうと思ったところ、調べを進めていくと、これがなんとも一筋縄ではいかないような難問なんですね。

 なんともならなくはなさそうなのですが、もうしばらく踏ん張ってみて無理そうならテーマを変えるつもりです・・・。

 調べてみると、各国とも農業助成というのを多かれ少なかれやっているわけで、ここに農業の特殊性があります。日本は農業生産にかかるコストが高いため、助成とか補助金とかが割合的に他に比べてずっと多いのですが。

 しかし、農業というのは特殊で。参入退出というのが自由とはいえない産業ですよね。自然相手の産業ですから。たとえば、耕作放棄した土地を再び耕作地にするのにもコストがかかるし、その土地の風土や気候に合わせて農法やノウハウが異なるわけで。農業機械も安くはないし、参入するにはハードルが高い。

 また、貿易を自由化して国際価格で日本の消費者が外国産食糧を購入できるようになったとしても、それによって日本の農業は間違いなく崩壊するでしょう。問題は、自由化によって消費者が得られる便益が、食糧安全保障問題や国土の衰退や農業ノウハウの喪失という費用に見合うかどうかということになると思います。そもそも、農産物貿易の規模は、他の貿易規模に比べてずっと小さいので、争点化すること自体がどうかなという感じがしています。

 とりあえずゼミ試の論文はA4用紙5枚が必要最低量なのですが、このテーマなら余裕なのは確かです(笑) 

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