フレイミング・パイ
ポール・マッカートニーの"FLAMING PIE"を借りた。
このアルバムは、心に切々と訴えかけてくる。個人的には、ポールのソロアルバムの中でも好評価を与えたい。派手なロックンロールはないが、"CALICO SKIES"のようなアコースティックな曲は感動ものだ。"I love you for the rest of my life"という歌詞を50代のポールが歌うことだけで泣けてくる。ポールがこのようなアコーステックな曲を発表する場合、ほとんどが佳曲だ。"BEAUTIFUL NIGHT"のような曲も、ジョージ・マーティンのオーケストラアレンジが冴えてとても素晴らしいものになっている。個人的には、リンゴやマーティンが加わっているからか、どこかビートルズチックな曲が少なくないような感じがしている。
愛妻リンダの死後発売されたこのアルバムの意味は大きい。円熟したポールを堪能できる一枚だと思う。
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