長崎県で高3自殺
報道によると、長崎県東彼杵町の町営グラウンドで21日朝、公立高校3年の男子生徒が首にビニールひもが掛かった状態で仰向けに倒れて死亡しているのが発見された。母親が発見し110番したという。サッカーゴールにビニールひもをかけ首を吊って自殺したものとして警察は調べているそうだ。遺書は見つかっていないが、男子生徒は大学受験を控え進路で悩んでいたらしい。
教育現場での問題が最近盛んにクローズアップされる流れの中での報道だが、全国放送で長崎がこういったネガティブな話題で取り上げられているのを見るのは忍びない。
確かに、高校3年での進路の悩みは耐えがたいものがある。人生に真剣である人ほど、深刻に悩んでしまう。それもこれも、大学受験のほとんどがその場限りの一発勝負であるからだ。例えば、アメリカでは、日本のセンター試験に当たるものが年に数回実施され、その中でのベストスコアで申請できると聞いた事がある。日本の受験界も、AO入試などが広まってきたものの、未だに受験生の精神的負担は解消されていない。教育に社会が関心を持っている今のうちに、受験のシステム全体を見直すべきだと思う。
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