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2006年11月17日 (金曜日)

教育基本法をこのまま通していいのか?

 僕がテスト勉強をだらだらとやっている間に、教育基本法改正案が野党欠席の衆院本会議を通過しました。

 安倍首相の実績を早くつくりたい与党は、議論は尽くしたとして与党単独で採決に踏み切ったということですが、本当にこのぐらいの議論で済む問題なのか強く疑問に思っています。

 何となくですが、国民サイドも冷ややかに見つめている感じがします。あまり自分と関係のない大人にはどうでもいい問題なのでしょうか・・・。

 教育とは次世代の日本人を育てるためのものであるはず。真剣に考えたい問題であるのは明白です。完全に自民党案で賛成なら構いませんが、反対なら反対で何か行動を起こすべきのような気がします。世論調査の結果を見て与党は動いたようですが、我々国民は本当にこの問題を我がこととして検討したのでしょうか。教育基本法改正問題自体より、何となく国民が政治に対して無気力のような気がして心配です。

 僕自身は、「我が国と郷土を愛する態度を養う」という文言に関して賛成と反対の気持ちが半々ぐらいです。確かに現在の日本には規範意識が欠如してきているとは思いますが、愛せよといって無理やりその気持ちに誘導させてしまうような気もします。これは今後の日本を無意味に暴走させてしまう可能性を秘めています。今の日本には自分の国を愛していない若者も大勢いると思います。でもそれは大人達や自分と同世代の人間が積み上げてきた負の部分に対する嫌悪の念から来ていると僕は思います。これは自分たちの力ではどうしても改善しきれないと感じているからです。問題なのは、自然と愛せるような祖国や郷土にいていくこと。そして、国民が「自らの手で己の愛せる祖国・郷土にしていくのだ」という気概を持つことだと僕は考えています。今の改正案では現状の日本をそのまま受け入れよと言っているようにも取れるので、果たして当初の狙いが達成されるのか、あるいは余計悪い事態に陥らないか不安が残ります。

 このまま参議院で可決させてもよいのでしょうか・・・。皆さんはどう考えますか?

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コメント

weです!
札幌に住んでます!
僕のblogにコメントくれましたよね!?
よろしくお願いします!

投稿: we | 2006年11月17日 (金曜日) 23時15分

weです!
札幌に住んでます!
サッカー大好きです!
よろしくお願いします!

投稿: we | 2006年11月17日 (金曜日) 23時22分

ご訪問、ありがとうございました。
今回の「教育基本法」もそうですが、先だっての道路公団の高速道路整備計画も、官僚が数十年前から、虎視眈々と法制化を狙っていたのです。そう、政治家(議員)が考えている訳ではなくて、官僚が考案しているのです。それを議員を使って法律にすると、色々な”お得”が産まれてくるのです。
そこが、官僚主導なのか!と言われる所以ですね。議員は官僚の使いとなって働いているのです。
法案の中身なんか、ほとんど知らない自民党議員も沢山います。数十年前からの素案に、現在の教育問題を網羅している訳がない。
現在の与党には、素晴らしい人材も多くいるのだが、安部体制では疎外されています。
残念です。
本当は、日本の選挙権は18歳であるべきだ。
高校生にも選挙権を!

投稿: みね | 2006年11月17日 (金曜日) 23時29分

weです!
札幌にすんでます!

投稿: we | 2006年11月18日 (土曜日) 00時04分

 we様、みね様、コメントありがとうございます。

 みね様。議員は立法してなんぼのお仕事ですから、その辺はきちっとしてほしいと思いますし、我々国民もそんな人を国会に送り出したいですね。

 we様。コメントを差し上げた覚えはありません。トラックバックのことでしょうか? 何はともあれよろしくお願いします。

投稿: SIR-5 | 2006年11月18日 (土曜日) 12時47分

castawayです!
よろしくー!

投稿: castaway | 2006年11月19日 (日曜日) 01時35分

 どうも。よろしくお願いします。

投稿: SIR-5 | 2006年11月20日 (月曜日) 12時37分

はじめまして。もーちゃんと申します。
1へるつさんから来ました。

19歳の方なのですね。
それにしてもしっかりとした、正しい(と言うか当たり前の)考えをお持ちでいらっしゃいますね。

愛されるに値しない国にした当事者たちが「愛国心」を強要するなど、笑止千万。
憲法を擁護すべき立場の議員が改憲を高らかに謳うなど、身の程知らずも甚だしい。

まずは、現行法をきちんと守った教育を行いましょう。
それでも今の荒廃した世の中がまったく改善されないようであれば、それからじっくりと腰をすえて考えていけばいい。

与党の下心見え見えの改悪など、まっぴらごめんです!

投稿: もーちゃん | 2006年11月20日 (月曜日) 17時25分

 もーちゃん様、コメントありがとうございます。恐縮ではありますが、僕の考えと若干の違いがあるようですので、挙げておきます。


>憲法を擁護すべき立場の議員が改憲を高らかに謳うなど、身の程知らずも甚だしい。

 この御意見はお門違いだと思ったのですが・・・。議員というのは別に擁護する義務を持っているわけではありませんよね。変えるべきだと思えば、案を作って国民に判断を委ねるのも仕事です。最終的には国民全体の投票によって決まるのですから、議員本人が改憲を主張しても問題ないでしょう。それに、その議員は我々自身が代弁者として選んでいるわけですから、もし、国民の総意が憲法改正反対ならば、そもそもその議員を選ばなければいいわけですし、当選しないと思います。仮にあなたの仰る様に改憲が悪だとするなら、その議員が悪いのではなく、自分たちと意見の違う候補者を落とさない有権者が悪いのです。

 それと、「愛されるに値しない国にした当事者たち」は決して国会議員だけに限らずこの国の先人や今の大人たちみんなを指していると思うのですが・・・。

投稿: SIR-5 | 2006年11月20日 (月曜日) 18時20分

再びお邪魔します。

憲法第九十九条【憲法尊重擁護の義務】
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

──とあります。

少なくとも今回のように、有権者が改憲を言い出したわけではなく、下心のある国会議員が言い出しっぺである訳で、このこと自体違憲になります。
もっと突っ込んで言うと、改憲を党是としている自民党の存在自体さえも違憲となります。
(政教分離に違反した公明党については言わずもがな。)

「愛されるに値しない国にした当事者たち」については、仰る通り有権者にも大いに責任がありますね。
しっかりと考えもせずに、まるで芸能人の人気投票のようなノリで投票する愚かな大人たち、あるいは、既得権益にしがみ付き癒着にがんじがらめにされている哀れな大人たちがはびこっている限り、この国に希望を見出すことは不可能でしょう。

どうかSIR-5さんは、そのような有権者にはならないで、きちんと考えて理性的に行動できる人になってください。

あっ。
そんなオッサンの心配は無用か。
このようにちゃんとしたブログを立ち上げている方は、そんな風にはなりませんね。

失礼しました。

投稿: もーちゃん | 2006年11月23日 (木曜日) 12時49分

 コメントありがとうございます。

 僕は国会議員が言いだしっぺであっても違憲だとは思えません。法律の専門家ではないのでよくわかりませんが、ここで言われている「国会議員の憲法を擁護する義務」とは、「憲法と矛盾しないように法律を立法しなさい」くらいの事ではないでしょうか。当然ですが。
 憲法改正を掲げてはいけないとなると、憲法の改正は永遠に不可能でしょう。国民投票についても定められなくなるでしょうから。現行の日本国憲法は、改正も視野に入れた文言があります。ですから、憲法によって改正は容認されているわけです。一定の手順に従いさえすれば。
 繰り返しになりますが、最終的に改正するかどうかを決定するのは我々国民です。国会議員たちが愚かしい方向に改憲をしようとするなら、国民がNOを突きつければよいだけの話です。ただし、高度に政治的な判断を下さなければならなくなった場合、果たして今の国民がそれをできるとは到底思えませんので、国民はその日に向けて日々勉強すべきだと思います。
 だいたい、自民党はその発足時から改憲が党是であったわけで。国民はそれを知った上で選挙で自民党を勝たせ続けてきたではないですか。失礼ながら、あなたの御意見はどこか現行憲法を信奉するあまり、思考が凝り固まっているような気がしてしまうのですが。ひどい言い方で申し訳ありません。

 「愛されるに値しない国にした当事者たち」に関しては、もちろん有権者としての国民も含みますが、もっと日常的な大人の行動によってこの国がダメになっているという事も言いたかったのです。

投稿: SIR-5 | 2006年11月24日 (金曜日) 13時46分

 教育基本法に関しては僕はこのまま通すべきではないと思います。
 改正自体が現状の教育問題からの回復を目指すものならば改正自体は正しい、と言えるかもしれません。しかし、そのプロセスが問題だとおもいます。このような性急な決定の仕方では安倍政権がまるで教育基本法を「実績作りの一つ」としか見ていないかのように写ります。もう一度、与野党全体で協議し直して欲しいところです。

 ところで、僕は愛国心という言葉に引っかかりを覚えます。愛国心を持てと言うならば、それはもーちゃんさんが仰るように「愛されるに値するもの」でなければならないはずです。しかし、その前に教育する立場である大人たちは、愛する対象である「国」のことをどれほど知っているのでしょうか。教育問題が山積し「国がダメになっている」という世論が起こるような現状では「愛国心を育てる」のではなく、「自国の文化を深く理解する」程度にしておくのが望ましいように思えます。

 もーちゃんさんのコメントで気づきましたが、公明党はどうして政党として存在できるのでしょうか?政党の政治方針に「宗教による」と堂々と掲げているこの政党は一体なぜ政教分離の原則があるにも関わらず存在しているのでしょう・・・・。ひょっとすると、アンタッチャブルな問題なのでしょうか・・・。

 宗教で思い出したのですが・・・、宗教法人に課税をすべきではないかと思います。昨年京都に行ったときに見た寺の中にある”巨大な立て看板”と”ラジオ局・衛星放送チャンネル”の広告、そして私が通っている学校よりも大きいであろう”ドーム”アレをみて思わず絶句しました。確か親鸞上人がどうのこうのと書いてあった気がしますが・・・。

・・・・お金はあるところにはあるのですから、取るべきところを考えて欲しいものです。

投稿: Rig | 2006年11月27日 (月曜日) 22時31分

 Rig様、コメントありがとうございます。

 確かに、今の教育基本法をめぐる動きは性急過ぎると僕も感じています。自民案にも不満を持っています。これまでの僕の発言をご覧くださればお分かりだと思いますが。
 
 公明党に関しては貴殿と同感です。政教分離にかなっているのか・・・? しかし、アメリカでも、キリスト教保守派だとかの支持を得ようとしてますよね、ブッシュ政権は。我が国と比べると、国民一人ひとりの宗教への傾倒度が違うとはいえ、一般的に多少は宗教的観念が政治に入ってくるものなのかもしれません。そういう考えが個人的信条となっている人も少なくないからです。とは言っても、日本は宗教への傾倒度が低いので、より厳格に政教分離ができる土壌ではあると思います。

 宗教法人に関してですが、課税されていますよ。宗教法人格を取得していない寺は個人商店と同じ扱いをされますが、宗教法人になることで課税は少なくなるものの、きっちり取られているそうです。

 信者が多いんですから、資金も集まりますよ。京都の文化の一部になっているのですから、立派な建物があって結構ではないですか。見物が楽しくなりますよ。
 

投稿: SIR-5 | 2006年11月28日 (火曜日) 12時42分

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