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2006年9月14日 (木曜日)

NO!小沢代表

 一般的な予想通り、民主党代表は小沢一郎氏の続投が決まった。これによって、これまでのトロイカ体制も存続される模様。今の民主党執行部の安定感は相当なものである。

 しかし、僕は小沢氏が代表になったことで、民主党に政権の座に着いて欲しいとはこれまで以上に思えなくなった。

 これまでは、長老議員が中心となった自民党のどす黒いまでの権謀術数的な派閥政治に対して、清新さが売りの民主党という関係を感じていた。前原前代表まではこの流れの中にあった。

 ところが、自民党の脱派閥化が進み、若き安倍総裁が実現しようとする中で、旧来の自民党の権化ともいえる小沢氏が民主党代表になったことにより、両者の関係が逆転しかかっている。これは民主党の党としてのイメージ戦略上マイナスなのではなかろうか。

 さらに、古株議員がいつまでも前面に出ることで、民主党の懐の狭さというか、人材不足を感じてしまう。

 前原執行部の戦後処理のためには、重鎮の小沢氏の代表就任は応急措置として止むを得ない事だと思った。しかし、このまま参議院選挙を戦ってもらいたいとは思わない。なぜなら小沢氏に我らのリーダーになってもらいたくないし、民主党が人材の面や、党として寄り合い所帯で意見集約ができていない面があるため、魅力的な政党だとは思えないからだ。今回の代表選びで対抗馬が出てこないというのも誠に情けない。しかも、小沢民主党と自民党の明確な対立軸がなかなか見えてこない。

 これまでのところを踏まえれば、前原前代表の方針は正しかったといえる。

 来年の参議院選挙は、自民党の新総裁が大きなしくじりを犯さない限り、比例区では自民党の議席数はほぼ維持されるかそれ以上獲れると予想する。小選挙区では候補者自体が問題なので候補者選びが極めて重要(長崎一区では先の郵政選挙においても自民候補は負けた。)。安倍氏は候補者の練り直しも視野に入れているというので、この辺がどうなるのかが焦点だと思う。

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政治家。 母方の祖父は、元首相岸信介、大叔父に元首相佐藤栄作鐔ど磴漏位蛎膺丹打椰限析此� まさに政界のサラブレッド。 このたび、自民党の総裁選で、6割以上の票を勝ち取り圧勝。 ここに安倍政権が誕生した。 [続きを読む]

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