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2006年6月12日 (月曜日)

NHK「日本のこれから」米軍基地編を見て②

 白状しますと、「見ていた」というのは事実とは違います。僕の部屋にはテレビを置いていないので、ラジオで聴いていました(テレビの音声がひろえる機種です)。ですので、議論の盛り上がり方がどれほどか視覚的には全くわかりませんが、雰囲気としては理解しています。相当な白熱ぶりでした。その中でも、一般の参加者の方で、「軍隊(自衛隊・米軍)を日本からなくして見せれば戦争を仕掛けられることはない」と熱心に主張なさる方がいらっしゃったと思いますが(記憶違いならご免なさい)、これに強く反駁を加えたいと思います。

 平和主義者がよく使うロジックだと思います。「軍隊が無ければ戦争は起こせまい。さらには、そうした精神を見せれば、他国はその国を尊敬し侵略などは起きない。また外交努力によって全ての問題が解決できる。」 しかし、このような考え方はあくまで理想に過ぎず、実現可能性は限りなく0に近いと思うのです。

 もし、軍隊をこの日本からなくしたとしましょう。するとどうでしょうか。それに喝采を送る人もいるかもしれません。しかし、それに乗じて攻撃を仕掛けてくる国はないと言い切れるでしょうか。答えはノーです。民間人は当然ながら武器らしいものは持っていませんし、警察力ではどうしようもありません。また外交において、軍隊が無いというのは大きなマイナスでもあります。国際政治では、実際に外交交渉において進展がなかったり、自分に有利でないとき、軍事力を盾に交渉を進めていくというのが大国の間で日常茶飯事的に行われています。この現実を知るべきです。 国際政治学上も、こうしたことが外交の要因の1つとして認められているのです。軍事大国に押し切られてしまう可能性は高いです。

 あまり反駁らしい反駁にはなっていませんが、今回はこの辺でペンを置くことにして、安全保障の問題については、今後深く語っていきたいと思います。それによって、この反駁は完全なものになると考えています。 

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